パパが夏休みをとってくれたので、子どもたちとどこに行きたい?という話になりまして。
私も夫もいったことがない、湖水地方への旅を計画しました!子連れなので、あまり壮大な旅にはできませんが、楽しめる範囲で楽しんできたいと思います。
計画はこんな感じ。せっかく行くならLiverpoolにも行ってみよう!ということで、このようなスケジュールを組んでみました。
大人2人、子ども1人で、片道 £189.00(3歳児は無料)
- HOTEL The Angel inn 宿泊
£199.00(Helm Rd, Bowness-on-Windermere, LA23 3BU, UK)
大人2人、子ども1人で、片道 £32.50(3歳児は無料)
- HOTEL Hampton by Hilton Liverpool City Centre宿泊
£77.90(Kings Dock Mill, Hurst Street, Liverpool, L1 8DA, UK)
大人2人、子ども1人で、片道 £55.90(3歳児は無料)
帰宅!
しかし、スケジュール通りにはいかないのがイギリスの公共交通機関。早速私たちは、イギリスの旅行の大変さの洗礼を受けるのでしたが、全て何とかなって帰ってこれました。その記録を残します。
早速キャンセル!? London – Windermere の電車

準備万端、8:20頃、スケジュール通りに家を出て、8:55に余裕で London Euston 駅に到着。
スーツケースを持った人々でごった返している、初めて降り立つEuston駅前でウキウキで写真を撮ったりしていると、「えぇ!?」というパパの声。
そう、アプリで全てチケットを手配していたのですが、キャンセルの連絡がこのタイミングできました。いくら何でも遅すぎないかい!?しかも、理由がどこにも載っていない…
イギリスあるあるなのか、乗る予定だった様子のイギリス人のみなさんも露頭に迷っている模様。たくさんの人がinformationに並んでいたので、我々も便乗して並びましたが、係の人がどさくさに紛れてどこかに行き戻ってこなくなってしまい、別の場所を探すことに。
近くにチケット売り場があったので、そこで事情を話して振り替えてもらうことになりました。
何もない平日だし、せっかくパパが有休を取ったので、戻ってもよかったのですが行きたいよねということになりまして。
振替先はすでに決まっていて、キャンセルの人はこれに乗るようにと迅速な指示が。

9:20 London – 11:27 Manchester
11:47 Manchester – 13:51 Windermere
トータル4時間31分の旅!!
というスケジュールで、ひとまずPlatform12から出る、9:20発のマンチェスター行きに乗るようにとのこと。
ただし、元々のスケジュールより早く出るのに、到着は遅くなり、4時間31分というかなり長い電車の旅になる覚悟です。
子連れで長旅は若干不安もありましたが、ここは度胸。
早速冒険が始まった!!
電車変更! London – Manchester 行きに飛び乗る

予定より10分早く電車に乗りましたが、もともと取れていた予約席はもちろん解消されてしまって、新しく別の席に。
指定された車両番号に乗ると、結構空いていてたのに、なぜかすでに座っている女性の隣に指定されていて。。謎。。
真面目な日本人の私たちは指定された席に座ろうとしてExcuse meと声をかけると、「空いているうちはどこに座ってもいいのよ」と教えてもらい、そうなんだー!ということで、別の席に座ることにしました。
マンチェスターまで停まる駅が結構ありましたが、誰も乗ってこず、邪魔されずに過ごすことができて本当によかった・・・
でも、進行方向と逆向きで、後ろ向きに走っている状態。これ、日本の鉄道の凄さを感じました。



かかった時間がおよそ2時間と長旅でしたが、およそ快適に過ごすことができて順調な滑り出し。たまちゃんはしばらくすると爆睡。電車はキャンセルになりましたが、まぁまぁ悪くない感じです!
しかも、行く予定がなかったマンチェスターの空気を吸えたのもよかった。
まず感じたのは「さむっ!!」でした。ロンドンは暑いのに、ここは温度が18度くらい。夏とは思えない涼しさでした。


電車を降りて、「マンチェスターだー!!」と写真を撮っていると、後ろから歩いてきた素敵な女性に話しかけられました。
You are just gorgeous!
と言われて、子どもたちのことを褒められました!急なことでびっくりしましたが、とても嬉しかったー。
確かに我が子たちは、こけしと日本人形みたいないでたちです。ヨーロッパの皆様にはきっと人形みたいで可愛く見えるのかと。笑
Manchester でWindermere 行きに乗り換え

マンチェスター行きの電車で「あー、コヒー買ってくればよかったなー・・・」と思ったので、20分の乗り換えでCOSTAを見つけて、それぞれにおやつをゲットしました。
次の電車は座席指定がないので、席を確保するのが大変かなと思ったのですが、なんと!

先ほどの電車よりはるかに綺麗で、快適でした!これでウィンダミアに到着する2時間の安全が確保されて休めます。コーヒーと、子どもたちのおやつにクッキーもゲットしてきて良かったー!快適。
持ってきたおにぎりも食べて、お昼ご飯もすませることができました。
ロンドンからの電車もそうでしたが、マンチェスターからちょっと出るともうこんなのどかな景色。

牛や羊が草を食んでいます。しかし今日は天気が悪い日でした。週間天気予報ではよかったはずなのですが、はずれました。
約2時間、快適な電車に乗車し、ついにウィンダミア到着!
Windermere 到着!

可愛らしい小さな駅でした。出てすぐに、目の前に山があり、左右にお買い物するスーパーやショッピングセンターがありました。
バスターミナルも充実していて、さすが観光地!田舎だけど便利そうな雰囲気です。

駅の目の前から出ている599番のバスに乗り、市内へ向かいます。
599番のバス、行き先がいくつかあるのですが、私たちはBowness行きに乗りました。
Bowness行きにのれば、ピーターラビットの作者の「ビアトリクス・ポターの世界 (The World of Beatrix Potter Attraction)」の方向に行くことができます。
私たちの今回の旅の目的はそこだったので、ホテルもその近くに取りました。


子どもたちは、大好きな二階建てバスの最前列を確保して嬉しそうでした。
このバスは、”OPEN TOP BUS RIDE” 。私は、せっかくだったら屋根が開いているところに乗りたかったんだけどなー。。
10分もかからずに、ROYALTY CINEMA のバス停に到着し、そこで下車しました。そのバス停が、「ビアトリクス・ポターの世界」の最寄りです。
下り坂を道なりに少しだけ進むと、右手に見えてきた!

ガーランとの左側の古めかしい建物が、今回の旅の目的地、「ビアトリクス・ポターの世界 (The World of Beatrix Potter Attraction)」です。
Windermereでの初日
HOTEL The Angel inn に到着
ここまでの旅、電車のキャンセルはありましたがかなりスムーズにきていてほっと一安心。あとはホテルを…と思ったら、その向かい側にすぐホテルを見つけました!

これ以上の立地はないと思うほどに、ベスポジであり、ピーターラビットの世界観に合っためちゃくちゃ可愛いホテルでした!
正直、立地だけで選んで全く期待していなかったので、一番盛り上がった瞬間でした。


この時点でまだ14時半くらいだったので、チェックインの15時まで少しだけ時間がありました。
「おともだち」を探しに
ホテルに荷物を置かせてもらって、まずは今回の旅のお供となるおともだち(ラビットたち)を探しに行くことに。目の前のビアトリクス・ポターの世界のお店(THE WORLD OF BEATRIX POTTER ATTRACTION SHOP)に向かいました。



ウサギのぬいぐるみの種類が多くて迷っちゃうほどでした。
たまちゃんは赤いマントのモプシー、まるちゃんはピーターラビットのお母さんがいいというので、誰もピーターラビットを買わず・・・仕方がないので、私がピーターラビットを買うことにしました。
合計、3体のぬいぐるみをゲット。
ついにチェックイン
さて、15時になってようやくチェックインすることができました!

ホテルがあまりにも素敵だったので別記事にしています。ウィンダミアに訪れる人がいたらぜひここに泊まってほしいなぁと思うくらいよかったですので、ご検討中の人は読んでほしいです。
ウィンダミア湖へ
今日はここから町に繰り出してみることに。イングランド最大の大きさの自然湖「ウィンダミア湖」がすぐそばなので、お天気は微妙でしたが行ってきました!


湖は歩いて10分もせずに到着。船がたくさん見えて、穏やかな湖で、観光客らしき人たちもたくさんいました。
しかし、O2のショッピングモールで買ったジャケットがこんなに大活躍するとは。コートなしでは寒い気温です。
ここでひとつ事件が・・・
お土産屋さんを覗いていたら、まるちゃんがすみっこの方で立ち尽くして動かないではありませんか。。
あー!!!おもらししてるー!!!
よーく考えたら、長旅ですっかりまるちゃんのトイレを忘れていた私たち。今朝からおトイレ一回も行ってなかったね。ママが悪かったね、ごめんよ。。
本人は、オムツ履いていると思ったようです。まるちゃんは、夜は念のためまだおむつですが基本パンツで、今は旅行中なのでたまにオムツを履いています。
この滞在期間におむつに戻らないようにと思って基本的にはパンツを履かせるのですが、知らないところに行く時にすぐトイレが見つかるとも限らないので、オムツで出かけることも。
今日はおむつにしておくべき日だったのに、ママの気が利かなくて本当にごめんよ・・・
店員さんに伝えて謝罪すると、嫌な顔ひとつせず快く片付けてくれて、我々はこのままだと寒いし仕方がないので、一旦ホテルに戻ることに。
お風呂にお湯を貯めて、綺麗に洗って体を温めてから、お夕飯を食べるところを探しに行きました。

旅行中、アジア系のご飯が食べたくなったら
さて、お夕飯の場所は、道中気になっていたこちらに行ってみました!バスを降りてすぐに見つけたタイ料理のお店。

私の経験上、タイ料理はどの国に行っても外れることがありません。インド・中国は独特のスパイスでダメなこともあり、日本食においては信用しておらず、タイ料理が手軽にアジアを味わえる一番の場所かなと思います。Windermereでもその予想は外れることがなく、全部美味しかったです!




お腹いっぱいで、でも残したくはなかったので、パッタイは持って帰ることにしました。テイクアウトにも応じてくれてありがたかった・・・
イギリスに来てからというもの、我が家はフードロスゼロです。かなりSDGsな生活をしています。
外食でも然り。テイクアウトさせてもらえるなら、残さずにテイクアウトしようという考えです。
お腹もだいぶ満たされて、さぁ帰ろうかなという頃、帰り道におなじみのCOOPを見つけたので、飲料水とかおやつとか買って帰ろうということになって寄って行きました。
その時、奇跡のようなことが起こったのでそれも記録しておきます。

旅行初日、無事に終了
なかなか暗くならない夏の湖水地方。子どもたちはピーターラビットを予習。もちろんウサギたちは英語を喋っていますが、わかってないはずだけど食いついて見ています。



ウィンダミアでの夜はこうしてふけっていきました。