2日目は、前日と打って変わって快晴でした!
昨日お店で買った「おともだち」を大事そうに服の中に入れながら、朝食へ。
朝食の場所もまたとっても可愛いレストランでした。エッグベネディクトを注文したけど、みんなその前にお腹いっぱいになってしまって、最後は大人だけで頑張って食べました。
Honeyやマーマレードの瓶がとっても可愛かった!
ベアトリクス・ポターの世界へ
11時チェックアウトですが、10:30には出発しました。いざ、目の前の
The World of Beatrix Potter Attraction (ベアトリクス・ポターの世界)
へ! ベアトリクス・ポターとは、ピーターラビットの作者のお名前です。
お土産がたくさんあるショップの右脇の小道を降りていくと、そこにあるのがアトラクション!
(※日本だとアトラクションというと乗り物のような印象を受けますが、ここで言うアトラクションは施設そのものというイメージでした)
Beatrix Potter Attractionのお話はこちら↓
本当に、ここにきて良かった!と思わせるレベルの場所でした。湖水地方に興味がある人は、Windermereのこのアトラクション、とってもおすすめです!
その後、昨日は天気が悪くて断念したクルーズに。
ウィンダミア湖周遊クルーズ

Windermere Lake Cruises(ウィンダミア湖周遊クルーズ)をしてきました。
クルーズは種類があって、
- Lakeside
- Islands Cruise
- Ambieside
と、行先で乗る船が違っていました。私たちはWindermereに戻ってきたかったので、2番目の青いルートのIslands Cruiseを選択。

チケット売り場を探し、無事にチケットをゲットしました。

白鳥が王室の所有物?なイギリスの風景
少し待ち時間があったので、港で写真を撮っていると、餌やりに慣れた野鳥たちに遭遇!こんなに大きい白鳥が普通に近づいてきます。

他にも、鴨や鳩やかもめなど種類はたくさん。普通に過ごしていても動物園状態のイギリスって本当にすごい。


余談ですが、英王室の公式ウェブサイトによると、12世紀頃からイギリスの王室が白鳥の所有権を主張する権利を保持するようになったそうで、イギリスの白鳥は王室のものということで乱暴に扱ってはいけないんだそう。
なるほど!という感じで、人間と鳥が共存しています。
急に何が!?爆音のウィンダミア湖畔
船の出発を待つ間、港でウロウロしていると、急に爆音がして周りの何も聞こえなくなりました。何が起こったのかわからずとっても怖かったのですが、近くにいたイギリス人女性が Air Force Training! と教えてくれて、戦闘機だということがわかりました。
ここ、湖水地方では、広い土地を活かして飛行練習が行われることがあるようなのです。
今、ウクライナとロシアの戦争のためにイギリスも支援をしていて、いろいろなところでウクライナ国旗を見かけます。
戦争はまだ終わっていないのだということを改めて感じる経験でした。それに加えて、初めてわかったことが1つ。
戦闘機が到達するスピードと、音が聞こえるスピードにはかなりズレがあって、聞こえた頃にはもう何も見えません。何が起こったかわからずに死にゆく人もいるだろうなと思います。
そんな状態で日常を過ごしているウクライナ人の皆さんのことを思うと、すごく悲しい気持ちになりました。
子どもたちの未来のためにも、戦争は早く終わってほしい!!
そして今朝、イギリスの現首相であるボリス・ジョンソン首相が、与党・保守党の党首を辞任すると表明しました。次の党首が就任する秋までは首相にとどまる方針だそうですが、結構衝撃のニュースで、ホテルでも朝から報道されていました。
どんどん世の中が変わるなーという感じがします。
いざ、クルーズへ!

14時15頃に出発するこの船に乗りました!最高の天気でクルーズ日和です。





ずーっとこんな穏やかな風景を眺め、心癒されるクルーズでした!
湖だからなのか、波は穏やか。気持ち良い風と揺れに包まれて、まるちゃんは寝てしまいました。
湖の風はやはり涼しくて、真夏でも上着は必須。ダウンがあってもいいかもしれません。ウルトラライトダウンとか持ってくれば良かったなと思うシチュエーションが多いです。
もし子どもたちがもうちょっと大きかったら、黄色い方のLakesideクルーズコースにして、蒸気機関車に乗るのも良いなと思いましたが、今回は断念しました。
黄色いLakesideクルーズコースでは、到着先のLakeside Stationから徒歩2分の距離にLakes Aquariumがあるようで、水族館と蒸気機関車のセットで子連れにおすすめです。
いつかまた気合があるとしたら、そのコースに行ってみたいなぁ。

ウィンダミアからリバプールへ
16時に電車を予約していたので、クルースが終わってすぐ駅に向かいました。
荷物はホテルに預けていたので、一旦ホテルに戻ってからバス停へ。
Windermere駅に向かう、ダブルデッカーのバスの二階は最高でしたが、道路脇の木が当たるとっても痛いという難点が…!!
気持ち良いバスツアーだけど、イギリスは街路樹とかその辺しっかりしてないので、二階のオープンスペースに乗る場合はみなさん気をつけましょう(笑)
まさかの出来事 – 再びキャンセル!
Windermere駅について、隣にある大きめのスーパーで、電車で食べる用のアイスや飲み物を買いました。
駅の方に向かい、電車を待とうかと思った時のこと…なんだか人々の様子がおかしい。
も、もしかしてこれは..!! 再びキャンセル!!!

おおお、まさかのキャンセル!!!そしてまた理由がわからず。。
駅のinformationが見つけられず、パパが鉄道会社に電話をしてどうしたら良いか聞いてくれました。すると、Preston行きの振替輸送のバスが出るとのこと。
バスに酔いやすくて長距離バスの空間が嫌いな私は一瞬身構えましたが、それしか手段がないようで乗り込むことにしました。子どもたちのトイレとか、飲み物とか、準備する暇は一切なく…
プリストン行きのバスに乗る
16:15頃、私たちを乗せたバスがWindermereから出発しました。景色は長閑で、穏やかな道を大きなバスが通っていく感じでした。
一方通行の道で立ち往生してしまう対向車も。なんとか対向車にバックしてもらって、甚だ迷惑な感じでしたが、思うに多分、電車が停まる予定だった各駅を回ってPrestonに向かわねばならないようで。
わたしにとっては、経由するためののぐにゃぐにゃ道が酔う原因で。。。私の気持ち悪さは限界でした。おまけに暑い!!早く降りたい!!
景色が長閑なことで、ちょっと気を紛らわせることができるのは唯一の救いでした。
私たちが通ったルートはこちら。
16:15頃出発。ものすごく長閑な景色が見えて癒される。道中、大型バスが通っちゃダメなのでは!?と思えるほど細い一方通行の道を通ってた…


16:45頃にKendalエリア到着。まだ30分しか経っていない…
丘の上に、1200年代に立てられたケンダル城の遺跡がありました。遠目からだったけどすごくきれいだった。


ここからは高速っぽい道路に出たので比較的楽でした。ランカスターに向かっているっぽいけど結構距離あるぞ、、
仕方がないので景色を楽しんでいましたが、こんな素敵な山が左手に見えました。

場所は Carnforth – Farleton あたりでしたが、後で調べたらFarleton knott というらしいです。大きな山で、写真には写すことができなかったのですが、地層が見える大迫力の山でした。
17:55頃にランカスターに到着。

ランカスター聞いたことある!世界史で聞いた名前だな。でも何だったかは覚えてない…というくらいの浅い知識でしたが、歴史ある素敵な街でした。町並みが美しくて、とても車窓からの写真ではその素敵さが伝えきれません。
18:30頃、ようやくPrestonに到着!疲れ果てて写真を撮る余裕はなかった…
ここまでの所要時間、およそ2時間15分。バスでの長旅は結構キツかったです。
しかし、忘れてはいけない、ここはまだPreston。まだまだLiverpoolまで先は長いのです!!
プリストンからようやくリバプールへ

19:10頃にLiverpool行きの電車があるということだったので、それに乗るべく待ちましたが、待てど暮らせど電光掲示板にプラットフォームナンバーが出ません。
なかなか出ないので係の人に聞くと、出発5分前くらいになってようやくわかり、移動しました。
Prestonから19:26発の電車に乗って、Ormskirkまで。所要時間30分ほどで、ボックス席に座れました。
Liverpoolに向かっているのに、とんでもない田舎の景色が続き若干不安…

Ormskirkで乗り換え
そして19:56分頃、最後の乗り換え地点、OrmskirkでLiverpool行きに乗り換えました。同じところにあるプラットフォームだったのでスムーズに乗り換えられて良かった。。。



しかし、Ormskirkもなかなかの田舎で、Liverpoolみたいな都市部が近くにあるとは到底思えない景色です。一体どこに連れて行かれるんだろうと思うほど。。しかし、そこから30分程度の乗車で、Liverpoolに無事につきました!
Ormskirkで乗り換えた電車は、いつの間にか地下鉄になっていたので、あそこは「郊外」という位置付けの場所だったのだなと後になって気づきました。
リバプール到着!
リバプールに到着したのは、20:40頃でした。降りた駅は、Moorfields Station。Liverpool Lime Stationより一個手前で降りた方がホテルに近かったので。
Ormskirkから19:56頃出発の電車に乗り換え、Moorfields Stationまでも、約30分ほどで、20:30頃にリバプール市内に到着。
Moorfieldsの駅はとっても広くて、新しくて、バリアフリーで、同じ都市でもロンドンの地下鉄とは全く違いました・・・
16時に出発予定だったことから考えても、所要時間約4時間半以上…かなり長い旅路で、どっと疲れました。


右も左も美しいリバプール。到着してほっとしましたが、もう21時近く。明るいのがとてもありがたいですが、この時間だと子連れで夕飯を食べられるところなども知らず、まっすぐホテルに向かいました。
ホテル到着は21:20でしたが、途中でTESCO Expressを見つけ、これらの食材をゲット!


かなり美味しくてまたリピートしたいと思いました!
バターチキンカレーは子どもOK.
ラムの方はちょっと辛味があって大人向きでした。
ホテルも快適で、広くて無駄がありません。何よりも、ちょっと安かったのが救い。まだハイシーズンではないのもあったと思いますが、コスパ良いホテルでしたー!


まるちゃん、ウィンダミア駅のスーパーで見つけたこの雑誌が忘れられなくて、ずっとほしいほしいと言い続け、道中もいろんな売店を除いたのですが見当たらなくて。
TESCOで見つけて、喜んで買っていました。こんなぺらぺらな雑誌で£4.99します。。。
買いたくはなかったけど、お疲れでグズるまるちゃんの機嫌を立て直すには一役買ってくれました!それですでに£4.99くらいの役割は果たしてくれているように思います。
さて、明日はゆっくりめの出発になっても大丈夫なので、ホテルでゆっくり疲れを癒す夜にしたいと思います。