今日は、Brighton(ブライトン)までショートトリップです。
ブライトンは、誰もが口を揃えて「いいところだよ!」「行った方がいいよ!」と言うのですが、その良さって何だろう?と思っていました。Wikipediaではこのように書かれています。
ブライトン(Brighton)は、イギリスのイングランド南東部に位置する都市。知名度・規模ともにイギリス有数の海浜リゾート。観光都市であることから、ホテルやレストラン、エンターテインメント施設が多数あり、これらの施設を活かしたビジネスカンファレンスなども頻繁に開催されている。この他の側面として、大学や語学学校をはじめとする教育施設が多い。このため学生が多く、パブやナイトクラブが多数あり、パーティ・タウンとしても有名である。
Wikipediaより
そう、灰色の冬の季節が長いイギリスでは、ブライトンのようなリゾート地は多くないのです!ここにいくだけで、ちょっと南国に来たような気分を味わえてしまう…それがブライトン。名前もBright(明るい・まぶしい)に近いし、もはや太陽のイメージしかない場所で、北国の人からすれば憧れですよね。
今日は、ロンドンから1時間ちょっとで行けるブライトンまでショートトリップでした。
…が!
National Rail キャンセル再び!
何とご縁があると言うか呪われているというか、再び National Rail がキャンセルになってました!今回は、自宅を出てすぐにわかったのですが、比較的近いので振替輸送があるだろうと踏んで、決行することに。
Victoria Station に到着すると、やっぱりキャンセル。今回はちゃんと理由も載っていて、
Due to Train Crew shortage
と書いてありました。この頃ストライキも多かったのですが、合意に至らなかったのかもしれません。

電車に無事に乗れたのはよかったのですが、空港行きは何かと混む!何と、Gatwickまで立ち乗りになってしまいました…
振替輸送はGatwick空港経由でした。予定よりも30分ほど到着が遅れる見込みになりました。
9:32発のBrighton行きがキャンセル
9:35 Gatwick Airport 行きに振替 ー 10:24 Gatwick Airport到着10:38 (遅延)→10:44 Gatwick Airport ー 11:16 Brighton到着

キャンセル時の対応方法についても記事を書いていますので、こちらをご参照ください。私たちはもう、多少のキャンセルでは動じなくなりました。笑
Brighton(ブライトン)到着


駅からまっすぐ南下していくと、「The Quadrant」というレストランのカモメがお出迎えしてくれます。
その裏にはClock Tower。明るい街にとっても合う素敵な時計棟です。
全体的に、本当に明るい印象で、何だかちょっとロンドンとは違う空気感です。パブが多いだけあって臭いところもあるけど、南の国に来たような、そんな空気感。
Brighton(ブライトン)市内観光
Royal Pavillion(ロイヤル・パビリオン)

ブライトンの象徴ともいえるロイヤルパビリオン。 ドーム型の屋根がエスニックで、ここはイギリスではないような気分にさせてくれます。Wikipediaによると、こんな建物。
ロイヤル・パビリオン(Royal Pavilion)は、ジョージ4世が摂政皇太子時代に、イギリス・イングランド地方のブライトンに海辺の別荘として建てた王室の離宮。当初は小規模でシンプルな建物だったが、後に大幅に増築され、インド・イスラム風の外観と、中国風の内装を持つ宮殿に生まれ変わった。イギリス指定建造物1級に指定されている。
Wikipediaより
外観は残念ながら工事中で、囲われている部分があって全部を見きれなかったのですが、壮大な建物をぐるっと歩いて楽しみました。ちなみに、中にも入ることができます。今回は私たちは子連れで時間もないため、中はカットしましたが、時間があって大人だけだったら行ってみたかったな〜
Brighton Dome(ブライトン・ドーム)
ロイヤルパビリオンの隣にあり、シアターにもなっているブライトンドームも壮大でした!ミュージアムもあって、私たちが訪れた今日8月7日は「Brighton & Hove Pride 2022」というLGBTのイベントがあり、入場料が半額になっていました!でも、ロイヤルパビリオンと同じ理由でここにも入らず…
こんな歴史ある建物で行われるライブやイベントに、私も参加してみたいです。
Grand Junction Road(グランドジャンクションロード)

この道を進むとKing’s Road(キングスロード)という名前になり、奥の方に「Brighton i360」というタワーが見えます。
なんと、British Airways が運営するタワーのようで、真ん中の部分が可動式で上下するんだそうな!
ちょっとしたアトラクション気分で楽しめるこのタワーは、レストランやカフェ、アミューズメント施設になっているみたい。
私たちの今回の目的地はここでもないので、目もくれずに逆側に進みます。そうするとようやく見えてくるのが…
Brighton Pier(ブライトン・ピア)

エメラルドグリーンに輝く海と、向こうに見えるのは「Brighton Pier(ブライトン・ピア)」!
ブライトンへ行くなら必ずここ!!というくらいの人気アミューズメントスポットで、たくさんの人が遊びに来ていました!日本でいう「ゲーセン」のようなものもここにはあります!日本だとカードは使えないイメージですが、ここではカードが使えるからすごい(笑)。


海がとてもきれいで、エメラルドグリーンでした!イギリスの海がこんなにきれいだったなんて…!
ブライトンピアは、海の上に浮かんでいるので、何か小さいものを落としたら、木の板の隙間から海に落ちてしまいます…恐ろしい!!
この先に遊園地があるので、私たちはそこに向かいます。そう、私たちのブライトンにきた目的は「遊園地」!!
Brighton Pier Amusement(ブライトンピアの遊園地)
今回ここでかなり時間を潰して楽しみました。イギリスの数少ないアミューズメントで、まるちゃんたまちゃんも遊園地で遊べて満足したもよう。


しかし、チケットの種類で失敗して、たまちゃんが乗れる乗り物があまりなかったのです!!身長120cm以上のキッズ連れでいく人は要注意です。
この失敗談をみなさんの今後に活かしてほしくて、「ブライトンの遊園地攻略法」という記事を書いたのでこちらもご参照ください。

色々とありましたが、それでもなんとかたまちゃんは念願のコースター系に乗れて、まるちゃんも一人でたくさん挑戦できて、充実の時間となりました。
何よりも、景色が最高なので、ここの遊園地のアトラクションはそれだけでも乗る価値があります!


今日は結構暑い日だったので、室内でランチをしました。イギリス人は太陽を楽しんでいて、こんなに暑いのに日光の下に出ている人が多かったなー。そして、サッカーの試合がスクリーンで映し出されていて、大人も盛り上がっていました。


子どもたちは、かき氷が食べたいというけれども、なかったので、starslushという飲み物を買いました。フローズン的なやつです。
それから、ランチには定番のフィッシュアンドチップス。これまでで一番おいしいフィッシュアンドチップスに感じました。やはり、海の町だからでしょうか?
ブライトンピア、楽しかったね!

海で遊ぼう!

次は、ブライトンピア横の海岸!たくさんの人が泳いでいるので、私たちも行かずにはいられませんでした。
この海岸は砂浜じゃなくて砂利!角が取れた丸い石が、大小様々海岸に敷き詰められていて、白い貝殻もたくさん打ち上げられています。
歩くのはちょっと痛かったけど、綺麗でした。

足を入れた瞬間「っつめた!!」なんて、絶対に入れないなーなんて思っていたのに。「ぬれないでね」なんて約束しても、守れるわけもない。


早めに着替えて、今回はぬれてもいいように対処しました。足までしか入らなかったけど、気持ちよかったー!
子どもたちはやっぱりこれが好き。基地作り。
でも、潮が満ちるのが意外に早くて、さっきまで水がかからなかったところがどんどん水の中に入ってきたので、何度もお引っ越ししました。

海でもかなり長いこと時間を潰しました。
子連れブライトンや、遊園地と海で1日が終わってしまいます!本当に、博物館など行っている余裕は一切なかった。。
SEA LIFE(シーライフ)

こちら紹介だけになりますが、1872年にブライトン水族館としてオープンした世界最古の水族館!
現在は「SEA LIFE」で、ロンドンの水族館と同じ会社のようです。ブライトン・ピアの目の前にあります。
あともう一日あればここに充てたいところでしたが、今回は諦めました。「世界最古の水族館に行ってきたよー!」というのは話題になりそうなので、次があったら行きたいな〜
East Street(イーストストリート)

このストリートには、オープンカフェが並んでいたり、高級ショップが並んでいたり、歩くのが楽しいところでした。
ストリートの中ほどに差し掛かると、


ここにきてサンリオショップを見つけてしまった!吸い込まれるように入っていくふたり。笑
サンリオはイギリスの女子にも人気がありそうでした。
サンリオグッズは絶対日本で買ったほうがいいので諦めてもらって、アイスを買うことに。バブルガムを選びました。チューインガムの味でした。笑
アイスが食べたすぎて自分たちでオーダーしてました!トッピングのスプリンクルまでしっかりオーダーしていた!恐るべし。。
THE LANES(ザ・レーンズ)

こういう路地裏が大好きな私は、吸い込まれるようにこの道を選びました。やっぱりとても素敵だった!後から調べたところ、
ブライトンのレーンズは、古道具、アンティーク、宝飾品が集合する、歴史ある路地裏。独特の個性に溢れ、息抜きできる独立系のカフェがたくさんあるので、ショッピングはもちろん、ただ散策するのにもすてきな場所です。
という記述を見つけて、やっぱりそうかと思いました。
人とすれ違うのも狭すぎるくらいの小道に、ポップなお店、アンティークなお店、ストリートアート系からクラシックな紅茶屋さんまで、イギリスの文化を凝縮したような路地裏です。日本で言う「銭天道」のような、普段は行けない秘密のお店が見つかりそうなちょっとドキドキするエリアです。



ブライトンからの帰り
帰りの電車もやはりキャンセルになっていたので、Gatwick経由のロンドン直通便に乗ることにしました。
ブライトンは始発なので、今回はちゃんと座れてよかったー!
キャンセルにはなりましたが、無事に帰宅できてよかったです。
本当に楽しくて思い出に残るブライトンの旅になりました。みんなが口をそろえて「ブライトンいいよ〜」というのがわかりました。
今回、時間が足りずにスキップしてしまったところもあるので、もう一回ブライトンに行けたらまた違うところにも行ってみたいなと思います。
結論、ブライトンを楽しみ尽くすには、1日では足りない!