今回の滞在中に行きたかった場所の一つ、Piccadilly Circus(ピカデリー・サーカス)からOxford Circus(オックスフォード・ サーカス)のあたり。

Piccadilly Circus

ピカデリーサーカスのアイコンは、噴水と大きな街頭ディスプレイ!その風景も変わらずで、とても懐かしかった。

ここ一帯は、留学中もよく行っていた思い出の場所です。ごはんも食べれるし、買い物もできるし、芸術にも触れることができるのがここ一帯の素晴らしさ。Her Majesty’s Theatre(ハーマジェスティーズシアター)で上演されている「Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)」をよく観にきていました。

滞在中、子連れでシアターは無理なので諦めたけど、いつかまた観に行きたいな。

そして今日ここにきた目的は、「LIBERTY.」です。

LIBERTY. は、Regent Street(リージェント・ストリート)をOxford Circus(オックスフォード・サーカス)の方に歩いていくと、右側の路地を入ったところにあります。オックスフォードサーカスの方が駅としては近いですが、私はこのカーブした通りが好きで、わざとピカデリーサーカスから歩きました。

Regent Street

この写真は、オックスフォード・サーカス側からピカデリー・サーカス方向を見た写真なので、ピカデリーサーカスから北上する場合、景色が逆になるのですが、この緩やかなカーブに沿った建築が圧巻で美しいです。

足漕ぎのバー兼乗り物!

こんな面白い乗り物に乗っている人たちも見かけました。全員が漕がないと前に進まないタイプのバーで、とてもおもしろそうだった。笑

LIBERTY LONDON

LIBERTY全容

パノラマで撮影したのでカーブしていますが、実際は平面です。路地にあるので向かいの通りも幅が狭く、一発で写しきれない大きさの建物で、実際に行って見ることをおすすめします。

国旗が映える
正面入口あたり

この建物は、テューダー・リバイバル様式という建築で、LIBERTYの建物はロンドンで最も代表的なものだそう。黒く太い柱に、白い壁、三角屋根という建築が、イギリスっぽいなと感じます。

この手の建物はイギリスでよく見かけますが、このくらいの規模の建築は稀です。

入り口を入るとすぐに吹き抜け
最上階からの景色

中はこんな感じで吹き抜けがあり、天井まで見上げることができます。階ごとに手すりの板の模様が変わっていて、デザインの細かさを感じました。

ずっと眺めていても飽きないくらい美しい建物でした。

リバティ 柄の雑貨
花柄だけじゃない

そもそもここは何かというと、創業1875年のイギリス、ロンドンにある老舗百貨店、LIBERTY LONDON(リバティロンドン)です。日本でもよく知られている、リバティ柄という花柄の「リバティ 」の語源ともなっています。このLIVERTY.が製作・販売する、主に花柄の生地が「リバティ・プリント」と呼ばれているので、花柄=リバティ柄という印象になったのだと思います。

花柄のリバティたくさん見つけました!

お買い物エリアもいろいろなものがあって、目を楽しませてくれます。リバティ柄の布だけじゃなく、ファッションからインテリアまで、なんでも見ることができます。

ARTHUR’S CAFE
カフェラテとビールとジュース

ここで、2階のARTHUR’S CAFEに入ってカフェタイム。暑い日で歩き疲れたので、ここでちょっと休んでから帰りました。LIBERTY. に行きたいという夢を叶えることができてよかったー!

Summer Exhibition

ちなみに今日ここにくる前にはSummer Exhibitionを見るために美術館に行ってきました。

一日中、文化や芸術に触れる日となり、大満足の1日でした。

そして、美術館での出来事ですが、実はまるちゃんが大事につけていたピンクのくまのぬいぐるみキーホルダーを落としてしまいました。

ここはイギリスだし、一度落としたらもう見つからないだろうと思っていたのですが。一か八かで探しに行ったら受付に届けられていました!奇跡!

海外は、イギリスでは特に、私たちが日本国内にいて感じるよりもいい人が多いなと思います。もちろんどこにだって悪い人はいるので、気を緩めず警戒するに越したことはないですが、見て見ぬふりをしない優しい人が日本より多い気がします。道を歩いていても、電車に乗っても、買い物をしても。

子連れだからよりそう感じるのかもしれないけど、子供たちにとっては本当にいい経験になっています。

人と人との関わりをポジティブに感じられるこのイギリスの国がとても好きです。

この記事を書いた人

2022年2月2日、突然夫が海外単身赴任に!!子ども2人+愛犬とのワンオペ生活1年間、無事に切り抜けられるか・・・。頑張りどころの一年をつつみかくさず記録していきます。