ピーターラビット・スタンプラリー

今日はたまちゃんの習い事で電車で向かったのですが、地下鉄のポスターでこんなものを発見！

昨日から始まった『ピーターラビット出版120周年記念イベント』の、東京メトロスタンプラリー！

なんとタイムリーな！イギリスから帰国したばかりでピーターラビットのことなら結構知ってる子どもたちもテンションが上がって、今日は習い事のために電車に乗ったのですが、帰りに急遽回ってくることになりました。

といえども東京メトロの各地にあるスタンプポイントは結構バラバラで遠い。

• 茅場町駅
• 半蔵門駅
• 日比谷駅
• 中野坂上駅

をクリアしないといけません。今日中に行けるかなーと不安で、覚悟が必要でした。子どもたちに確認したところ、やりたいということだったので、カフェ・ド・クリエでフェットチーネのカルボナーラでお夕飯を済ませて、いざ出陣！

最初のスタンプは茅場町。ここのスタンプは、私の大好きな猫のキャラクター「トム」。めちゃくちゃ可愛い！

三つ子の猫ちゃんで、ピーターラビットをよく読んでいないとあまり見覚えがない猫ちゃんなのではないでしょうか。ぶかぶかの服を着たシュールな顔の猫がなんとも言えない可愛らしさで。

ひとつひとつのスポットで、ポスターの柄も違うし、スタンプもちゃんと猫ちゃんで駅名もついてるのです。このために作ったということですよね。

ほんと可愛いし、参加無料なのにお金かけてるイベントだなという印象です。

まるちゃんは、ポスターの前でピーターラビットの真似をしていました。この時点ではまだまだやる気満々です！

私が選んだルートは、

1. 茅場町
2. 日比谷
3. 中野坂上
4. 半蔵門

の順番でした。しかし、子連れでややラッシュアワーの地下鉄に乗るのはハードルが高いのです。

帰国後初の子連れ地下鉄でしたが、改めて気づいたことがあります。

• 日本の地下鉄はすべてエリザベスライン（イギリスの最新地下鉄）レベル。
• 日本の地下鉄は暑くないし空気も綺麗で快適。たとえラッシュでも。
• 日本の地下鉄では優先席に座っている若者は絶対に席を譲らない。
• イギリスの地下鉄ではどんな見た目の人でも子どもやお年寄りにめちゃくちゃ親切。

海外経験で、日本は素晴らしいことにも気付けたけど、同時に嫌なところも、両方あります。

イギリスの地下鉄では、みんなが譲り合ったり周りを見たりアイコンタクトをしているけど、日本の地下鉄では極力周りを見ないようにしているからか、優先席が必要な人が入ってきても気づかないのかもしれません。

私自身も、自分が座っている時はそんなに周りを見ていないかも。

他が空いているのに優先席に座っている怖そうなお兄ちゃんが日本の地下鉄では結構多くて、あれはきっと嫌がらせで座っているのかな？だって、わざわざ優先席に座って寝なくてもいいよね…自分よりも必要そうな人がいたら立たなければいけないのが優先席だという認識があれば、わざわざ優先席にきて座らないと思うんですよね。優先席じゃなければいくらでも寝れるし、誰からも何も言われないだろうに、わざわざ優先席に座って寝る？？

あ、健常者は優先席に座ってはいけないと思っているわけではないので、そこは誤解のなきよう。ただ、優先席を必要としている人が目の前に来ても譲る気のない、明らかに遊びに行く身なりの若者が座っていて寝ていたりゲームをしたりしている時、この人はなんなんだろう？？？？と思ってしまいがちです。

イギリスの広告で、 Remember, not all disabilities are visible. と書いてあったので、見た目だけで判断しないよう、偏見がないように心がけてはいるのですが、そういう人を見かけると正直本当に、小さな子どもやお年寄りを立たせてまでもあなたは座ってないといけませんか？と問いたいです。

イギリスではそういう状態になったことは一度もありませんでした。色々と突っ込みどころ満載の国だけど、人はすごく優しいし、どんな時でも声かけてくれた。すでに懐かしいです。

逆に考えると、それほど、日本人の心は他の人を思いやる余裕がないほどに疲れているのかなと思いました。

…スタンプラリーから脱線しましたが、そんなこんなで我々、最後のスタンプポイントまで到達！

４箇所全部を回ることができましたが、この頃には疲れ果てて機嫌が悪くなってしまったまるたまちゃんたち。

やっぱりまだ、完璧には時差ぼけから回復していないようです。帰りの電車の中では、比較的空いている車内だったので座ることができ、二人とも寝てしまいました。

先着5,000名にオリジナルステッカーがもらえるということだったので頑張って4つ集めたけど、今日は引換できる時間の20時を過ぎてしまったので、また明日出直そうと思います。

金曜日の夜に、とても楽しいイベントでした！